実機について |
幼い頃から様々な格闘技を学び、ついには独自の格闘技スタイルを確立した 1987年、カプコンから登場した対戦格闘ゲーム。
方向レバーとパンチボタン・キックボタンが、2組装備されている。
格闘家「リュウ」若しくは「ケン」を操作し、世界中に待ち構える様々な格闘家達と
圧力センサー付きボタンは斬新なアイデアであったが、故障などのトラブルも相次ぎ、 |
実機について | 初期筐体の圧力センサー付きボタンは、プレイヤーの熟練度によって攻撃力の強弱を自由に付ける事が可能であり、 まるで本当に相手を殴っているかのような体感を味わう事が出来るなど、非常に斬新なアイデアであったが、 その構造が災いし、故障などのトラブルが相次いでいた。 その解消策として、パンチ攻撃・キック攻撃を3段階の攻撃力に分け、それぞれ6個のボタンに割り当てたバージョンが登場した。 日本国内版では、テーブル筐体バージョンにて既に6ボタン対応となっている。
この操作系は続編「ストリートファイターII」大ヒット以降に登場した他社の格闘ゲームにも採用された。 |
作品について&戯言 |
ゲームの歴史に於いても重要な作品なので、製作自体もかなり早い段階で計画してましたが、 専用筐体の独特な形状に悩み、ここまで時間が掛かってしまいました。 当初は筐体1個だけ作って、コントローラー部分だけを取り外せる構造にして、 写真撮影時にセンサーボタンと6ボタンを交換出来るようにする予定でした。 しかし、資料も程良く集まったし、1個作るのも2個作るのも手間は変わらないので、 結局2種類製作しました。 ホントは6ボタン筐体は海外向けだそうで、微妙にサイドパネルのデザイン等も異なるんですが、 そこは大目に見てやってください(笑) 当時、地元の大阪市・西成区役所のすぐ近くにあるゲームセンターに入荷していました。 基本的にシューティング専門である作者は特に興味も無く、たまに他人のプレイをチラ見する程度だったので、 あまり当時の記憶もありません。大きなボタンを力任せに叩いていた姿が印象的でしたが… 本格的にこのゲームに触れたのは、上記にあるPCエンジン版の「ファイティングストリート」でした。 当時アルバイトしていて金回りも良かったので、高額なCD-ROMシステムも発売と同時に購入していまして、 このゲームも手に入れていました。 2つ上の兄貴と良く対戦プレイで遊んでいました。もちろん罰ゲーム付きで…(笑) 現在のシリーズ以上に、必殺技コマンド入力のシビアさでも有名ですが、 PCエンジン版は裏技でコマンドが簡略化されるので、エンディングまでストレス無く遊べました。
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